SUMI Soprano D1910-T
長野県上田市にて鷲見英一氏が制作するSUMI工房。
アコースティックギター、マンドリンなど、多くの素晴らしい楽器を制作されています。
ウクレレ制作にも力を入れており、オリジナルモデルを始めMartinなどのレプリカモデルなども高い人気を得ています。
本器はMartin レプリカモデルの中でも特に珍しいディットソンスタイル。
1916年、当時 音楽出版と楽器販売を手掛けていたいたオリバー・ディットソン社とマーティン社の共同開発により制作された「くびれが浅く、肩幅が広い」オリジナルシェイプが特徴。マーティンギターの代名詞でもあるドレッドノートはこのシェイプが始まりと言われており、ヴィンテージ楽器ファンの間では大変人気のモデルとなっています。
スケール343mmのソプラノサイズ・12Fジョイント。ヴィンテージのStyle-1のスペックそのままに、12Fまでの指板が特徴です。
ボディにはホジュラスマホガニー、ネックにはセドロ、指板&ブリッジには当時と同じくブラジリアンローズウッドを使用しています。
Style-1ならではのベッコウ柄セルバインディング、ドットのポジションマーク、やや丸みを帯びたヘッドシェイプなど、ヴィンテージファンには堪らない仕様が満載です。
ヴィンテージ感は踏襲しつつも、ペグはゴトーUPTを採用するなど現代の演奏性もプラス。塗装はラッカー半艶仕上げ。
マホガニーならではの軽快かつ温かみのあるトーン、そして深みの柔らかな音色が特徴。粒立ちの良いコロコロとした、これぞウクレレと言えるような心地よいサウンドです。軽いセドロネックにより抱え心地も抜群です。
ヴィンテージを追求した拘りの外観、バリバリ弾けるソプラノとして非常にオススメの一品。
当時にタイムスリップしたような、ロマン溢れる一本に仕上がっております。
ハードケースが付属します。