昨年末のBLOGでもチラッと書きましたが
大人気のNaturel Ukulele(ナチュレ ウクレレ)について
こちらでご紹介できていなかったウクレレを
本日はまとめてご紹介したいと思います
とその前に
こちらはアメリカ版のUkulele Magazine最新号
なんとこちらにNaturel Ukulele 猶木氏のインタビューが掲載されています
2002年にウクレレ製作を開始する以前は
ジュエリー職人として活躍されていた猶木氏
ジュエリーのデザイン経験を活かした独創性溢れるエレガントなデザインが
Naturelの特徴でもありますが
外観上の美しさのみならず
弾き心地の良さも追求しているデザインであると語っています
ハワイアンコアやマホガニー、メイプルやマンゴーなど
様々な材を用いて製作されていますが
数百年かけて成長した縄文杉や
長年地中に埋もれていた神代杉など
ロマン溢れる日本の材を用いたウクレレも多数製作されています
それぞれの材の持つ豊かな個性
操作性も考慮された美しいデザイン
全体を引き立てる繊細な装飾
柔らかで優しい音色
それら全てが見事に調和したウクレレがNaturelであると
今回のインタビューを見て改めて感じました
こうして海外の専門誌に取り上げられるのも納得
本当にかっこいいのです
猶木さんと初めてお会いしたのはもう15年以上も前ですが
その時から変わらない優しさは
Naturel Ukuleleそのものだと思っています
日本のウクレレマガジンも素晴らしいですが
US版もなかなかの充実度
マニアックなバリトン特集があったり
ジェイクの写真も日本の誌面で見るのとちょっと雰囲気違うような気も(これまたカッコ良い)
なかなか日本で入手するのは難しいかもしれませんが
店頭に見本誌がありますので 当店にいらした際はぜひご覧になってください
Web版のUkulele Magazineで記事もご覧頂けます↓
https://ukulelemagazine.com/stories/the-simple-elegance-of-yoshiro-naokis-jewelry-inspired-naturel-ukuleles
それでは改めて作品群のご紹介
すでに販売完了となっておりますが
どれもが素晴らしいウクレレ達です
Naturel Soprano 神代栗
ボディトップには約2000年前の
火山の噴火によって倒木した栗の木を使用しています
深い緑がかった美しい色に変化した栗の木 ロゼッタのアヴァロン貝&縁取りのグリーンのラインに、指板のハチドリインレイが材の美しさを引き立てます
サイド&バックは素晴らしいカーリーメイプル サイドのモニターホールも洗練されたデザインに
素晴らしいデザインのブリッジにも神代栗
ブランドロゴでもあるハチドリのインレイ 小さなハチドリが困難を乗り越えて幸せになること、そんな思いがインレイに込められています
Naturel Tenor Custom
お客様のカスタムオーダーにて製作されたテナー
希少なカーリーホンジュラスマホガニーを使用しています
パーラーギターをそのまま小さくした美しいボディシェイプが特徴 ピラミッドブリッジやヘリンボーンパーフリング、Style-5の指板ポジションマークなどクラシックな装飾が施されています
指板7Fにはサファイヤを用いたポジションマーク シルバーの台座に嵌め込まれ美しい輝きを放っています ジュエリーの魅力を十分に引き出した猶木氏ならではの仕事です
Naturel Style-3
こだわりのMartinタイプもNaturelの人気モデルです
こちらは異なる装飾を持ったStyle-3の前期仕様(画像下)と後期仕様(画像上)
前期モデルには30年以上前に輸入された大変貴重なホンジュラスマホガニーを1ピースで使用
ボトムオーナメント・指板センターライン・スロット無しスクエア&ダイヤモンドポジションマークなど、前期タイプならではの装飾が施されています
シンプルな装飾の後期タイプはキルテッドマホガニーボディ 見事な杢と鮮やかな色が特徴です
それぞれデザインの異なるボディエンドの装飾
個性的なボディシェイプを持ったカスタムテナー
シェイドカラーに着色された渋いマホガニーボディ
サウンドホールと同じ楕円型のポジションマーク ロゼッタのグリーンのラインも効いてます
ネックもため息の出る美しさ
書き出したら止まらないのでこの辺にしておきましょう(笑)
お買い上げ頂いた皆様
本当にありがとうございました!!
今年もどんなNaturelに出会えるのか楽しみ
製作本数も少なく入荷も限られていますが
入荷の際にはぜひ店頭でお試し頂きたいウクレレです
今後の入荷も予定しています
入荷次第にオンラインショップに掲載いたしますので
どうぞお楽しみに!