bonjour hawaii

bonjour hawaii

2001年にリリースされたこのボンジュール ハワイ。

僕がこのCDを手にしたのは2003年頃だったでしょうか、22,3歳ぐらいだったと思います。
当時はウクレレはおろか、ハワイにも全く興味のない時代。
なんせレゲエバンドやってましたから。(笑)
そんな時にコーヒーでお世話になっているTANGOの近藤くんに借りたのがこのボンジュール ハワイでした。

そこにはハワイの空気感がたっぷり詰まっていて、生々しくて、シンプルで。
いわゆる観光イメージのハワイからは想像もつかない側面でした。
歌(クニアやローナ・リムの歌声が素晴らしいです。)とウクレレ、スラックキーギターのインスト、イプのソロなど、至ってシンプル。
当時自分の聴いていた音楽とは全く違うのに、どこか引き寄せられるものがあったのです。

そしてこのCDの中に山内雄喜さんのスラックキーによる「Quiet Village」が収められています。
そうです、当店の由来はここから来ています。
マーティン・デニーではなく、この山内さんの演奏にとても思い入れがあったのです。
決して派手な曲ではないですが、生々しいギターの音色とエキゾチックな空気感に鳥肌が立ったのを今でも覚えてます。
(数年後にこれをギター1本で弾いていると知って驚愕した事は言うまでもありません。)

のちに山内さんと出会うことになったり、自分でスラックキーギターを弾くようになったり、ましてや自分でウクレレのお店をやっているなんて想像できませんでしたから、、。人生って不思議なものですね〜。
でも、きっと楽しいことを無意識のうちに追い求めていたのかもしれません。
なかなか気づかないですが、自分たちの感覚を大事にこれからもやっていきたいなと思います。

本当に素晴らしいCDなので、機会があれば是非聴いてみてください。
と言ってももう売ってないんですね!検索すると韓国のレストランが出てきます。(笑)
興味のある方はお気軽におっしゃってくださいね。

七里ガ浜といえば

ukulele Studio 七里ヶ浜を主宰する三井達也氏が制作するウクレレが入荷しました!
こちらはすでに販売が完了したtype R All Koa

ソプラノよりも少し大きなボディに、390mmのコンサートより少し長いスケールを採用した人気モデル。抱えやすさ・絶妙な音のバランスで、プレイスタイルや男女を問わず人気のあるモデルです。

ボディ、そして指板やブリッジにもハワイアンコアを使用したオールコアモデル。
ボディのコアも縦縞がしっかりと入ったヴィンテージ感漂うコアを使っていただきました。
ボトムの寄木もかっこいい!!

そしてこちらはtype S Mahogany

ソプラノボディに380mmのコンサートスケールを採用したロングネックモデルです。

コロコロとした柔らかいマホガニーサウンドがたまりません。

指板とブリッジにはウェンジを使用。ストラミング時の演奏性を考慮し、指板のフレットが打たれていないサイドにはしっかりと面取りが施されるなど、自身もプレイヤーである三井氏のこだわりがたっぷりと詰まっています。

なかなか店頭には並ばない希少な三井氏のウクレレ。
この音色と演奏性の高さをぜひ体感していただきたいですね〜。
type S Mahoganyは店頭にて展示中ですので、ぜひお試しくださいませ。

オンラインショップにも掲載中⇩
https://quietvillage.jp/item/1764/#10200

ukulele Studio 七里ヶ浜
http://www.ukulelestudio.jp/index.html

修理もやります

雨の鎌倉。今日は寒いですね〜

さて。
当店では販売だけでなく修理も承っております。

先日はウクレレのナット交換とペグ交換をご依頼頂きました。


弦高に問題のあった既存のナットを除去し、新しいナットを作成・取り付けしました。(画像の白いパーツです)
鳴りも良くなり、ナット溝も最適な高さにセッティングしましたのでかなり弾きやすくなりました。

フレットも経年によりくすんでいたので、指板と合わせてクリーニングも行いました。
指板が綺麗になるだけでかなりテンションあがります。見た目もぐっと華やかに。


ペグはゴトーのUPTへ交換。(ペグとは弦を巻く糸まきの部分)
今回交換したUPTは、昔ながらのフリクションタイプのルックスながら、ギアが内蔵された優れもの。チューニングが楽々!
ペグが緩むこともありませんので、メンテナンスも楽です。
ウクレレはチューニングがちょっとコツがいりますが、このペグは本当に楽。おすすめです!

ナットの溝調整など、ちょっとしたことでもぐっと弾きやすくなりますよ。
何かお困りの際にはお気軽にご相談ください!