先月20日はお店を臨時休業にさせていただき、
錦糸町にて開催されましたハンドクラフトギターフェス2017に参加して参りました。
国内の個人製作家・楽器メーカーなどが出展する一大イベント。
毎年この時期は各製作家の新作などが一同に展示されるので、楽しみにされている方も多いと思います。
個人的には色々な作家さんと直接お話できる貴重な機会。
製作された楽器に対するこだわりや想い、その楽器が生まれた背景など、
直接聞けることはそうそうないことです。
作った本人がどんな方なのかも興味深くて、
その方の性格だったり人となりが楽器にも反映されているような気がします。
楽器を販売する以上、ただその楽器を売るだけではなくて、
どんな作家さんで、この楽器にはこんなこだわりがある、ということも、
お客様にお伝えするのが僕らの仕事でもあるのです。そこが醍醐味と言いますか。
1本に魂込めて製作されているので、販売する側も気合入れて頑張ってます。
そしてその会場にて展示されていた楽器も何本か入荷しております!
SUMI Soprano 3m-D
長野県上田市の製作家・鷲見英一氏が主宰するSUMI工房作。
以前も入荷しましたディットソンシェイプのStyle-3モデル。
マホガニーボディ。装飾類にはハワイアンコアを使用したショーモデルです。
これぞマホガニー。
マホガニーの音はこういう音です、と説明する見本にしたいような素晴らしい音色。
ソプラノでバリバリ弾きたい方に非常にオススメです。ヴィンテージライクなルックスが最高。
Hongoh Tenor 433i
静岡県浜松氏の製作家・本郷道太氏が製作するテナーモデル。
イタリアンスプルース、上質なインディアンローズウッドなど、特別な材を使用した作品。
音量・サステイン・音色のバランス・演奏生、
どれを取っても素晴らしいです。
会場でもその良さを感じていましたが、静かな環境で弾いてみて、
改めてその音色の素晴らしさを感じます。
細部にまでこだわった美しい作りも本郷氏ならでは。
Hongoh Concert 390k
こちらはすでに売約済となっております。本当にありがとうございます。
ハワイアンコアボディですが、とにかく軽い。持った時のストレスは皆無ですね。
前に弾けるような素晴らしい鳴りはこの材ならではだと思います。
今回は3本ご紹介させて頂きましたが、まだございます。
それもまたスゴイですので、こちらで改めてご紹介させて頂きます。
どうぞお楽しみに!