Hongoh Soprano-Longneck 390e No.081
静岡県浜松市にて本郷道太氏が制作するHongoh Guitars。
クラシックギター制作家・茶位幸秀氏に師事し、2003年に独立。
確かな木工技術と制作経験を活かし、細部にまで拘った美しい楽器を制作され、
近年はウクレレ制作にも大変力を入れておられます。
本器はソプラノサイズのボディに、
390mmのコンサートスケールを採用したロングネックモデル。
ボディトップ材には目の詰まった非常に美しいイングルマンスプルース、サイド&バックには美しい柾目の上質なインディアンローズウッドを使用しています。
そしてネック材には現在は流通していない大変貴重なヴィンテージ・ホンジュラスマホガニーを使用。
木理交差もなく、色味も非常に美しいマホガニー。ボディだけではなくネックまでしっかりと振動しているのを感じられます。ここまでの響き方はこのようなヴィンテージ材ならでは。
指板にはインディアンローズウッド、ブリッジ、ヘッドプレートには木目の美しいマダガスカルローズウッドを使用しています。
ツヤのあるニトロセルロースラッカー塗装。
ペグには鳴りと持ちやすさを考慮し軽量なGotoh UKAを採用。チューニングも問題ありません。
美しいヒール形状、ネックのボリュート加工など、繊細な線の美しさは本郷氏ならでは。
パロエスクリートローズウッドを用いたボディバインディング、ロゼッタにはローズウッドとメイプル、
サドル&ナットにもエボニーを使用するなど細部にまで拘った美しい装飾も魅力。
あえてセルなどは使わず装飾類にも木材を用いるのは、美しい仕上がりはもちろん、極限まで鳴りを追求する本郷氏のこだわりです。
本郷氏のウクレレの特徴でもある軽快な歯切れの良さ、レスポンスの良さが特徴。
音量も申し分なく、各弦の音が非常にクリアで煌びやか。コードの響き方が非常に心地よいです。
ウクレレらしさと高い演奏性を兼ね備えた、近年人気のソプラノロングネックサイズの魅力がたっぷり詰まった一本。
ソロウクレレ、歌の伴奏のどちらにもオススメです。
オリジナルハードケースが付属します。