匠の仕事

 

今年の7月

埼玉県吉川市のCraft Musica工房へお邪魔しまして、
その際にオーダーしたウクレレがついに製作開始になったとのこと!

 

今回は当店オリジナルオーダーの人気機種・CLASSIC STANDARDを、
ソプラノロングとコンサートの2本をオーダーさせて頂きました

 

こちら以前製作いただいたCLASSIC STANDARD・ソプラノロング

 

 

オールドテイストのロープバインディング、
365mm絶妙スケールのソプラノロングサイズ、
別名"人肌"のウレタンオイルフィニッシュと、いろいろとこだわりの仕様満載のウクレレです

 

そして同じ仕様で今回はコンサートも!ヤヴァイです

 

 

ソプラノロングはよりヴィンテージ感を出すため1ピーストップに。なんと今回はスペシャルにバックも1ピースとの情報。コンサートの木目も縦縞の入った綺麗なハワイアンコア材。

 

 

サイド板を曲げ、ライニングを付け、サイドとバックを接着中。あまりこの状態で見ることは無いと思いますが、ボディ内部も惚れ惚れするほどの美しさです。

 

 

ネック材はこのような角材の状態から削り出していきます。指板は乾燥でバリが出ないよう同じ材でオーバーバインディング加工が施されています。長く安心して使える理由はここにあります。

 

 

トップも接着しついに箱に。CLASSIC STANDARDの特徴でもあるコアとメイプルを使ったロープバインディング&ロゼッタもCraft Musica高山氏の手によるもの。ヴィンテージテイスト溢れる雰囲気はこの絶妙な色味によって生み出されます。

 

 

ネックの整形・ペグ穴も加工し、この後ついに合体。おぉぉぉ、、

 

 

と今日はここまで

 

 

なかなか見れ無い製作途中の光景

今回高山氏にお願いしてお送り頂いたのですが、これは工程のわずか一部

 

自分も経験がありますが、ノミを研ぐことだって本当に難しいのです

 

 

緻密な工程を経て完成した楽器は、

長い経験に裏付けされた高い技術力によって生み出される、いわば努力の結晶みたいなものなんですね

 

クサイ言い方ですが、製作家の愛がとことん詰まっている

それを誰かが弾いて幸せな気持ちになる

 

それを知ってしまうと、、完成が待ち遠しくてたまりません

 

この二本は今月中の入荷を予定していますので、どうぞお楽しみに